【リングの基礎知識 Vol.1】
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- 9月2日
- 読了時間: 3分
ジュエリーの歴史 〜古代から現代へ受け継がれる美と象徴〜

こんにちは。オーダーメイドジュエリーのJ&Mです。
本シリーズでは「リングの基礎知識」を3回にわたり、わかりやすくお届けしてまいります。第1回は、ジュエリーの歴史をテーマにお話ししていきます。
■ ジュエリーの起源は“お守り”だった
ジュエリーの歴史は、驚くほど古く、約10万年前の旧石器時代までさかのぼります。
当時の人々は、貝殻や動物の骨を繋ぎ合わせて身につけ、「悪いものから身を守るためのお守り」として用いていたと考えられています。
つまりジュエリーとは、最初は「装飾品」ではなく、“祈り”や“守護”の象徴だったのです。
■ 古代エジプト:身分と信仰の象徴へ
ジュエリーが大きく発展したのは、紀元前3000年頃の古代エジプト時代。王族や神官たちは、黄金や宝石を使った装飾品を身につけ、それが権力や富の象徴、そして神への信仰を表す道具として使われていました。
特にスカラベ(ふんころがし)を模したペンダントや指輪は、再生と永遠を願う意味が込められていたとされています。
■ 古代ローマとギリシャ:指輪文化の始まり
ジュエリーにおいて「リング」が広く使われるようになったのは、古代ローマ時代に入ってからです。
この時代の指輪は、結婚や契約の印として重要な役割を持ち、すでにこの頃から「リング=約束の象徴」という文化が芽生えていました。
また、金・銀・鉄などの素材が階級ごとに使い分けられていたことも特徴です。
■ 中世ヨーロッパ:宝石と信仰の融合
中世になると、ジュエリーは宗教的な意味合いを強く持つようになります。聖人の肖像や十字架をあしらったリングやブローチが流行し、人々はジュエリーを通して信仰心や忠誠心を表現しました。
この時代には、婚約指輪のルーツとも言える「誓いの指輪」が登場し、結婚を誓うアイテムとしてジュエリーの価値がさらに高まっていきます。
■ ルネサンス〜近代へ:芸術とファッションの融合
ルネサンス期には、ジュエリーは芸術作品としての評価を高め、細密な彫金や多彩な宝石の組み合わせが見られるようになります。
19世紀のヴィクトリア朝では、王族の影響でジュエリーのスタイルが大衆にも広まり、現代のエンゲージリングやマリッジリングのスタイルの原型が作られていきました。
■ 現代のジュエリー:個性と物語をまとう時代へ
現代のジュエリーは、ファッション性やパーソナルな意味が重視され、「自分だけのジュエリー」「人生を語るアクセサリー」として選ばれるようになりました。
特にオーダーメイドジュエリーでは、「誰かの想い」や「人生の節目」に寄り添う一点ものの美しさが求められています。
■ まとめ:ジュエリーとは“心を映す鏡”である
数千年もの歴史のなかで、ジュエリーは「祈り」「信仰」「契約」「愛」「芸術」「個性」など、さまざまな意味を宿しながら受け継がれてきました。
私たちJ&Mがご提供するオーダーメイドジュエリーもまた、その歴史の延長線上にある、“想い”を形にする仕事です。
次回は、リングの形について解説いたします。ぜひお楽しみに。
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