【第1回】ネックレスってなぜ高いの?指輪より小さいのに割高な理由とは?
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- 7月31日
- 読了時間: 3分

JJ「ネックレスって、どうしてこんなに高いんだろう?」
「指輪に比べて小さいのに、なぜこんな価格に?」
ジュエリーショップやオンラインストアを見ていて、ふとそんな疑問を感じたことはありませんか?
特にオーダーメイドや素材にこだわったネックレスになると、数万円から数十万円まで幅があり、「見た目以上に高価に感じる」という声をよく耳にします。
今回は、ネックレスが高価な理由を、ジュエリーの製造現場目線から、やさしく丁寧にご紹介いたします。
■理由①:チェーン製造には高い技術が必要です
一見シンプルに見えるネックレスのチェーン。
ですがその1本1本には、非常に細かく高度な技術が詰まっています。
ネックレスチェーンは、多くの小さなコマ(輪)を連続してつなぎ合わせた構造になっており、そのすべてが「繊細で均一でなければ美しく見えない」ため、機械加工に加えて熟練職人の目視や手作業による仕上げが欠かせません。
さらに、チェーン部分には一定の強度も求められるため、高純度の金やプラチナが使用されることが一般的。
細くても総使用量が多い=金属コストがかさむという点も見逃せません。
■理由②:ネックレスは“小さい”けれど“長い”
指輪は1周約5〜6cmに対し、ネックレスの一般的な長さは40〜45cm。
つまり、金属使用量そのものが大きく異なるのです。
「細いから安そう」と思いがちなネックレスですが、チェーンの長さがあるぶん、地金のコストや重量感が価格に反映されやすいという事実があります。
■理由③:トップの宝石やデザインにもコストがかかる
ネックレスの印象を決めるペンダントトップ部分。
この部分には宝石がセッティングされたり、ブランドロゴや造形デザインが施されたりと、細やかな手作業と高度な仕上げ技術が求められます。
特に小さなダイヤモンドや誕生石を使ったデザインは、石の品質・留め方・カットの美しさなど、非常に細かい部分にまで配慮が必要。
また、オーダーメイドの場合は、お客様のイメージを形にするデザインの相談や原型制作の手間もかかります。
そのため、見た目以上に「手間と時間、技術が詰まった一品」であり、その価値が価格に正しく反映されているのです。
■ネックレスは“高価”ではなく“価値が詰まった宝物”
ジュエリーは単なる装飾品ではありません。
それを選んだあなたの思いや、贈られた背景、特別なストーリーが込められた**「人生に寄り添う記念品」**です。
ネックレスは、身に着けるだけで胸元から華やぎ、普段のコーディネートを上品に格上げしてくれる存在でもあります。
だからこそ、“なぜ高いのか”という疑問の先に、「こんなにも手間と美しさが込められているんだ」と知っていただけたら嬉しいです。
■次回予告:どんなネックレスを選べばいいの?
次回は、「シーン別・年代別でのネックレスの選び方」についてご紹介します。普段使い?特別な贈り物?フォーマルな場?――目的に合わせたネックレス選びのコツをお届けします。
どうぞお楽しみに。
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